死者の王に出会う。
タイムスリップする。
ヒットマンになる。
カモノハシが出てくる。
夢なので、脈絡はありません。
会社で働いていたかと思えば、剣を振るい、異国を旅し、強盗と戦い、次の瞬間にはレジ打ちのバイトをしている。
呪いのチョコ。
サバイバルホラー。
芹沢鴨、切腹。
健康ランドの闇。
謎の遺跡。
どこへ行くのか、夢を見ている本人にもわかりません。
本書は、作者が28年間にわたって書き続けてきた夢日記から、135話を収録した自選集です。
夢は、目覚めた瞬間から猛烈な勢いで消えていきます。
そこで枕元に筆記具を置き、起きざまに殴り書き。あとから、その断片的なメモを頼りに夢を「解凍」して文章にする――。
そうして残った、もう一つの人生の記録です。
古代中国の『荘子』には、夢と現実の境界そのものを問いかける有名な「胡蝶の夢」があります。
眠っているときに見る夢と、起きているときに見る「現実」は、本当にまったく別のものなのでしょうか。
そんな難しいことはさておき――
夢は、純粋に面白い。
まずは他人の頭の中で繰り広げられた、135本の奇妙な物語をお楽しみください。
★文学フリマ会場特価:1,200円
(通常価格1,400円)
作者自身が印刷・製本した自家製本版です。
◆目次