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ひなの巣 新装版

  • 南1-2ホール | I-08 (詩歌|現代詩・散文詩)
  • ひなのす しんそうばん
  • あられ工場
  • 書籍|B6
  • 82ページ
  • 1,320円
  • 2024/9/22(日)発行

  •  わたしが勤めるおせんべい工場では
     うるち米のおせんべいと
     もち米のおかき
     ひと口大のあられを作っている

     敷地はとても広いけれど建物は小さく
     小学校の分校のような2 階だての古い建物だ
     既に1 階でおせんべいやおかき、あられなど
     大きな音を立てて作られている

     廊下を歩き、中央の階段を登ると
     わたしの仕事場がある
     色とりどりのふきよせを作る部署で
     この工場では通称「ひなの巣」と呼ばれている

     (「ヤマさんのこと」より)

    米菓工場の2階にある「ふきよせ」を作る部署、通称「ひなの巣」。そこで働く人たちのすこし不思議な日常を描く物語詩連作。著者自身が装幀を手がけた新装版です。季節の移り変わりを感じながら、色とりどりのお菓子をつまむように、ページ細部まで味わってください。


    【評:ヤリタミサコ氏】
    「この詩集のそれぞれの詩は、オープン(開かれて)に終わっているところが素晴らしい個性です。(中略)おそらく、あられ工場さん自身の心の構えが開かれているからだと思います」



    【プロフィール】
    あられ工場(あられこうじょう)

    看護師、本の装丁も少し。お煎餅のあられを作る工場を舞台にした詩を書いて、ひと前で読んだら「工場の仕事頑張ってください」って応援された詩人。
    X(Twitter):@junhops








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