韓国の文化に興味を持ち、好きになり、美術館や博物館を巡っていたら、目の前に立ち上がってきたのは朝鮮と日本の歴史だった。かつて日本に無断に持ち出され、返却された石塔。近代作家の紹介文に入る「解放後」という言葉。日本に渡った作家や、朝鮮の美を残そうとした人々。美術館や博物館を巡るうちに出会った印象深かった展示や、読んだ本、「好きだから知りたい」と思って見学に行った博物館など、あちこち訪ねて感想をまとめた一冊。
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【目次】
韓国の美術館、博物館を訪ねて
第一章 朝鮮の美との出会い、そして気づき
考える像と、丸い壺と、奪っていた国宝 ー国立中央博物館
「朝鮮の国宝」と、朝鮮半島に無い宝物 ーリウム美術館
日本に渡った作家たち ー李仲燮と尹東柱
第二章 朝鮮の女性作家たち
女性、名もなき工芸製作者 ーソウル工芸博物館
韓国近代アートと女性作家、羅蕙錫 ーsoma美術館
第三章 朝鮮の美を残すということ
朝鮮の「美」を愛した人々 ー浅川伯教と浅川巧
満月壺との帰国を夢見た人 ー京都・高麗美術館
韓国の「前衛美術」は伝統を継承する ー国立現代美術館
第四章 好きだから知りたい
加害の歴史と現代に残る課題 -植民地歴史博物館
日本家屋の死刑場 ー西大門刑務所歴史館
「少女像」という民来美術 ー戦争と女性の人権博物館
旅はつづく
参考文献
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