【目次】
短歌 「凍空の蝉」
→「鳴く蝉をこわがって泣く彼の人の刻下行方も知るすべはなく」
冬の間に集中して制作された、愛と喪失を唱った17首。短歌に合わせて撮影された写真9枚が情景を添える。
詩 「さける耳」
→「近付きすぎて耳が壊れてしまっても そのざらつきをぼくはテープに残したい」
さまざまなものへの「愛」を心から発せられる「音」として捉え、赤裸々に表現した叙情詩3篇。
小説 「0.094mmのざらつき」
→「ぼくははじめて、花火が聴けるものだと知った」
異なる立場のものと交流することで成長していく小学生「ぼく」のひと夏の物語。
エッセイ 「音についての記憶」
→「それぞれの地獄の中で少しでも息がしやすい道を選んでいけたら」
いきやすくするために生活を音で満たす筆者の「音」論。
→「音楽は趣味というよりもはや「生活」に近い」
「名詞代わりの音楽アルバム5選」と称して、影響を受けた音楽・バンドについて語る。
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