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柴犬様の語ること

  • 南3-4ホール | お-43 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • しばいぬさまのかたること
  • 白鳩
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 38ページ
  • 300円
  • 白鳩による「柴犬」をテーマとした短いお話集です。一風変わった作風ですが、お楽しみいただけたらと思います。

    各話冒頭より
    1話「柴犬学校」
    柴犬学校の朝は早い。何故なら生徒も先生も皆若く、前日の疲れが癒えたら即行動に移るからだ。この学校は柴犬による柴犬のための柴犬学校であるからして、学年別に朝の授業時間は異なってくる。

    2話「柴犬の語ること」
    世の中には本当に摩訶不思議なことがあるもので。昔むかし、あるところに、口をきく木の実がおりました。その木の実はある時ふと冒険心とやらがふつふつと湧き起こりまして、よせば良いのに、「えいやっ」と掛け声を上げて春の大地へと飛び降りました。

    3話「老々介護」
    「わしゃ情けないわい」
    ふと下校中の河原でそんな嗄れた声がした。驚いて振り向くが、夕暮れ時の河原には老いた柴犬を散歩させる老婆しか見当たらない。もしかして、さっきすれ違ったあの婆さんが言ったのかな、と首を傾げると、婆さんが「仕方ないでしょ、じーさんや」と穏やかな声で返事をしていた。

    さっくり読める、柴犬話です。
    よろしければ、どうぞ。

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