◤DYRA、RAAZに寄り添う◢
物語の舞台は、過去に三度、文明崩壊を起こしたことがある「この地」。
タヌの目の前で起こった父親によるDYRAへの侮辱と面罵。そしてタヌの父を信じる男によるDYRAへの性的暴行未遂。RAAZはその様子に亡き愛妻への傍若無人な振る舞いが重なり、苛烈な報復に及ぶ。
マイヨの説得もあったが、自分を救った男は紛れもなくRAAZだと、DYRAは彼が内なる苦しみを抱えたままでも行動を共にすると決める。
一方、タヌは今度こそ父親に追いつこうと、再びDYRAと共に彼のいくであろう場所へと動き出した。目指す先は「西の果て」だ。
その頃、フランチェスコの街で監禁されていたアントネッラは、自分を取り込もうとするハーランの罠に嵌まるが、間一髪のところで、RAAZの密偵キエーザによって救出され、街からの脱出に成功する。
皆が慌ただしく動き出した頃、マイヨはすべての前提がひっくり返るようなあるものを見つけてしまった。
◤C102で初登場! 愛憎怨恨入り乱れるハードSF、ふたつの文明勢それぞれに動きあり◢
両親を探すタヌと、行動を共にする謎の美女DYRA。謎と秘密に満ち満ちた冒険を描く小説、第拾弐章!
イラスト&キャラクターデザインは、実力派絵師「みけちくわ」さん。
緻密な背景や美麗な小道具を描き込み多くの商業マンガ家を支えるみけさんの、その画力が遺憾なく発揮された「キャラ絵」を楽しめるのは「DYRA」だけ!
表紙は、一巻から登場しているのに未だに正体がわからぬ少年「クリスト」。どうやらハーランと行動を共にしているようだが、彼は何を思っているのか。単なる気まぐれには到底見えず──
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