◤ おじさんは、いい人なんかじゃない。でも、父さんを知っているって…… ◢
物語の舞台は、過去に三度、文明崩壊を起こしたことがある「この地」。
タヌが攫われた!!
突然の出来事にDYRAは激しく動揺すると、タヌを攫った人物と対峙する決意をする。
『死んだはずではなかったのか。どうして生きているのだ。
3675年ぶりの邂逅が起ころうとは、どういうことなのか──』
DYRAだけではない。
RAAZもまた、我が目を疑い、驚きを露わにしていた。
一方、タヌをさらった人物は、紳士的だった。
アイスを振る舞い、目線の高さを合わせ、気さくに会話する。
だが、「お父さんのことを知っている」と聞いたタヌは、この人物の本性を察すると、警戒心を緩めることはなかった。
DYRAはタヌの身柄を取り返そうと動き出す。なのにRAAZとマイヨは思いとどまるよう説得する。
その理由は……
DYRAの心を怒りと失望で満たすには充分すぎる内容だった。
「せいぜい死んだ女の尻を……ずっと追ってろ!」
男ふたりを振り切って、DYRAは走り出した。
◤ 不老不死=魔法に非ず。 DYRAたちの正体、まさにそれはハードSFそのものだった! ◢
失踪した親を捜す旅が陰謀だらけと気づきながらも前だけを見るタヌと、彼を助ける謎多き美女DYRAの、陰謀まみれで秘密に満ち満ちた冒険を描く小説、第6章!
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