表紙、挿絵、文章、すべて同一の作者によって制作されています。
田舎の高校に通う男子高校生が主人公。舞台は2000年代前半。みんながCDで音楽を聞き、ケータイの電話帳登録件数を競い、i-modeでメル友を探していた時代のお話。主人公の高校生は高校生らしく友達関係や恋愛で一喜一憂しつつも、数年後にやってくるであろう将来の進路や田舎の閉塞感について思い悩みます。
恋も勉強も進路もすべてが上手く行かない。夏の高校野球で初戦敗退が確定的な野球部の応援に駆り出され、主人公はまるで自分の人生のようだとうなだれます。そして。副題にあるとおり、そんな日常は唐突に終わります。
本書で私が一番描きたかったのは、SFと青春の融合でした。この物語は青春小説であると同時に、SFでもあります。 2000年当時の生活、そして田舎の男子高校生の生々しい青春。 そこから何がどうSFへと融合していくのか、ぜひ読んで確認してみて下さい。
このお話の世界は(そして我々が住んでいる世界は)、映画のように美しいものである。そんな内容です。
本小説では当時の固有名詞をふんだんに盛り込み、その当時の若者が何を考えていたのかを深く描写しています。 その当時に生きていた人たちは懐かしい気持ちに、その当時を知らない人たちもまた新しい発見があって新鮮な気持ちになれると思います。 現代のネット文化のルーツがどんなところにあったのか、そんなところが垣間見れるかもしれません。
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