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プラヌラ vol.03

  • す-19 (小説|純文学)
  • ぷらぬら さん
  • 沼野ハチス/ぷるぷるハッピー/三ツ石れい
  • 書籍|A5
  • 800円
  • 2024/12/1(日)発行
  • 「排他的パステル領域」(ぷるぷるハッピー)

    全ての嵐が去り、私は元気になった。小説を書けなくなるくらいに。

    命の母に感謝を。ゴジラに祈りを。プリキュアに愛を。藤野に誓いを。

    いつの日も、山田尚子に誇れる私であるために。人生の終わりで真善美にたどり着くために。

    心が透きとおるまでの時間、嵐の中で降り積もった感情のパッチワーク。


    「夏とラムネと小惑星」(三ツ石れい)

    空っぽのラムネ瓶。打ち捨てられたバス停。見渡す限りの田んぼと山。

    そして夏の終わりに、小惑星が降ってくる。

    十歳の「ぼく」にはあまりに途方もない話だった。

    だが、ある時見知らぬ女の子に出会って──

    ひと夏を描いたノスタルジックジュブナイルストーリー。


    「ガラスを噛む」(沼野ハチス)

    エミコは夢を見る。

    壁一面に並んだ黒い哺乳瓶。贈ったはずのワインボトルの破片。

    誰かを救っているつもりで、傲慢なエミコは懸命にガラスを噛み砕く。

    救いたいエミコと救われたいエミコ、死にたいエミコを嘲笑うエミコ、ガラス片を踏む世界中のエミコの運命は、決して交わらない。

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