「霊たらし」兵藤ツカサは、腕ききの霊能者として、日々、妄執に取り憑かれた相手―霊でも人でもーの相手をしている。それが仕事だから仕方ない。そんなツカサのマンションには子猫の霊シロが下宿している。初めのうちは、シロの払ってくれるお家賃ーちょっとした幸運ーが目当てのツカサだったがいつしかか、アシスタントとしてシロを頼りにするようになっていた。
ところが...
ある日、シロがいなくなる。不安に思ったツカサの夢にシロが現れる。暗闇の中で一人さまよっているシロ。その悲しそうな顔を見た時、ツカサは確信する。シロの身に何かが起こった!
ツカサは、失踪する寸前のシロが興味を持っていた例会レストランー別名、霊界レストランーの交霊会に、霊媒として乗り込む。そこに現れた霊は、まさに、妄執の塊だった。
ツカサは知り合いのダウザー、扇谷珠江の力を借りることにする。
ツカサはシロを助け出せるのか? そして、霊の本当の狙いとは?
「霊たらし」シリーズ最新作
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