遠くからでも手を伸ばしたくなるような眩い光にはなれないけれど、ゆっくりと歩いてきた時間を糧として、暗闇のなかで淡く輪郭が浮かぶような美しさを願って。およそ7年を経てたどり着いた、長い一日の果てとしての第一詩集。そして、新しい朝へ。
(通常版 1200円/簡易版 700円)
*目次*
波際
蕾の中で腐っていく (2016-2019年)
――バス停/無軌道な裸体/交換ノート/小舞子海岸にて/コネクト/ちゃん/春の息吹/花と漂泊/空想のバナナ/分光器/生口島にて/座標/壊死する夕暮れ
永久機関が揺らいで (2021-2022年)
――国道沿いの町/ひらく/遊覧船/健やかさ/日々/幽霊/焦点/犬の名前/朝市/さんらん/冬への写像/背 /水着の祖母/春陽/落日/定点
解説 「うつくしい傷痕を持つひと」 三角みづ紀
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