この世界は人間とヒトが共存する世界。
共存といえど、人ならざる異形と呼ばれた種族は長年人間から過酷な扱いを受けていて。これはそんな二人が【普通じゃない幸せ】を手に入れるまでの悲しくも切ない物語。
聖アルヴィティア学園。
そこで【普通の人間】として日々を過ごしている【愛野 桜花(あいの おうか)】はある日【祈りを捧げる者】に選ばれてしまう。
本来女生徒しか選ばれないはずの儀式に選ばれた桜花は学園の象徴とされている天使様【闇天使エル】と出逢う。
その出遭いをきっかけに前世からの記憶が徐々に蘇り桜花は【このまま桜花として過ごす】か【前世の恋人である彼】を選ぶことに。
彼が選ぶ選択、二人で選んで進んだ先はあまりにも過酷ではあるもののそれが“幸せ”になる為の道筋だとそう信じて……。
・センチェルス(主人公)→本作の主人公。2000年前より現在へと飛ばされた時空術師。愛する彼との幸せを願い、どんな手段も厭わない独占欲と執着を見せ始めた。今はウィード以外に興味がない
・ウィード(ヒロイン)→本作のヒロイン。男の娘。センチェルスが好き。一目惚れ。センチェルスは自分の王子様だと信じて疑わない。彼に見合う人になるため一生懸命頑張ってる。一度死んで転生してきた。自分は人間だと思っている。
・エルザーク→意地っ張り系。悲劇の魔王の一人。センチェルスの元主。本当に好きなのは別の人。りんごを齧ってアルヴィティアに幽閉中。かわいそう代表。
・ミーウェル→エルザークを探しまわって流浪の民。
文庫本サイズ(A6)/フォント:しっぽり明朝/文字サイズ:8pt/
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