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くわしくは文学フリマ東京35公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

ソガイvol.3 戦争と虚構

  • 第一展示場 | R-33 (評論・研究|文芸批評)
  • そがいぼりゅーむさん せんそうときょこう
  • 雲葉零 宵野雪夏 南入おちつき
  • 書籍|A5
  • 66ページ
  • 500円
  • https://www.sogai.net/entry/2…
  • 2018/11/25(日)発行
  • 今回のソガイのテーマは「戦争と虚構」です。このテーマに沿った論考、エッセー、映画評、小説が収録されています。以下のURLで試し読みが出来ますので是非どうぞ。
    https://www.sogai.net/entry/2018/11/04/221121

    題名と内容紹介。

    論考 『現実と虚構の不気味な接近。第二次世界大戦を題材にした戦略級シミュレーションゲームの観点から』     雲葉零
    戦略シミュレーションゲーム(戦略SLG)を題材とした論考。ウォー・ゲームの歴史から掘り起こし、戦略SLGが引き起こしてきた歴史認識問題を紹介している。そのうえでゲームと現実の距離感、ひいては虚構と現実の距離感を検討している。具体的なゲームとしてはホロコースト描写がゲーム上から排除されている『ハーツ・オブ・アイアンⅡ』、自主規制によってゲーム性が大きく変化した『提督の決断』シリーズ、特攻や原爆がゲーム上から排除されている『太平洋戦記』シリーズを取り扱う。

    エッセイ『「偶然」の命』宵野雪夏

    私は戦争の当事者ではない。しかし、ほんの数代さかのぼれば戦時を生きたひとびとに突き当たる。そのひとたちは生き残ったからこそ、いま私はこうして文章を書けるわけだ。ところで、あの戦争で生死を分けたものとは? それは「運」ではないか? そんな疑問を出発点に、さまざまな作品等を取りあげながら考えてみた。

    小説『南京大虐殺はなかった』

    映画評 『本当の戦争映画の話をしよう ――『地獄の黙示録』の成功と失敗について』南入おちつき

    私たちと映画との距離。私たちと戦争との距離。それらを破壊するゲリラと、ゲリラを破壊するイデオロギーについて。または、見苦しくない嘘についての、泥沼のエッセイ。

    映画評『偶然性と語ることの特権性 映画『U・ボート』評論』 雲葉零

    『U・ボート』は第二次大戦時のドイツ潜水艦(通称Uボート) U96の苦闘を描いた作品である。そんな本作の原作者が実際にUボートに登場していた従軍記者だったことと、本作の衝撃的なラストをヒントに偶然性と語ることの特権性について考えた評論。








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