あなたの感傷に触れたい――……。
生きていく上で、感情は切っても切り離せぬもの。
本日ご用意したスイーツ・ドリンクが、もしもあなたの心の傷跡に
触れることがあったのならば、これほど嬉しいことはございません。
もう既に跡も消えてしまったものであっても、いいのです。
あなたが少しでも自身の人生を振り返り、消えた傷跡や治りかけの傷跡を
優しく愛でることがあったなら、これほど嬉しいことはないのです。
……――どうぞ、最後までティータイムをお楽しみください。
【概要】
ジャンル:純文学
嘉藤千代著、9編の掌編・短編集。
長い年月書き止めてきたものを1冊にまとめました。
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