少女は旅立った。さようなら「現実世界」。
同じ時を繰り返す虚構劇に、世界は侵略されていた。
その脅威に立ち向かうべく、少女は虚構そのものへの侵入を試みる。
その先に待っていたのは、
フェイクドキュメンタリー映画への出演依頼というものであり……。
グノーシス主義を中心に展開される〈劇〉に登場するのは
記憶喪失の堕天使と謎の宗教団体。
混迷を極め、現実と虚構の狭間に揺らぐ〈劇〉を、少女は果たして解放できるのか。
映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に着想を得、
大幅な換骨奪胎と脱構築を試みた実験作。
自己の〈役割〉を求める少女と、その魂の彷徨をメタフィジックに綴ったファンタジー。
※カバーとカラー口絵有。挿絵無し。
『エヴァンゲリオン』の二次創作ではございません。
また、若干のカルトネタを含みます。ご注意ください。