人の世を眺めているのかいないのか、毎夜のようになぜか箴言をつぶやく猫、寅次郎。大人気のツイートシリーズ「寅ちゃんはなにかんがえてるの?」の中から、厳選されたつぶやきを寅ちゃんのさまざまな表情と共に収録した不思議な不思議な写真集。寅ちゃんのひと言ひと言に、納得したり、ハッとさせられたり、ちょっぴり笑わされたり。
これはもはや単なる猫の写真集ではない。人が猫に訊き、猫が人にその本質を問い直す哲学書なのだ。
1ページごとにすべて異なるレイアウトは、デザイナー必携のアート本としてもお薦め。
著者プロフィール
寅次郎 (トラジロウ) (著/文)
寅次郎:猫/6歳
出自不明。夜な夜な難しい顔をしてマジメなことを語るが、ごはんとブラッシングには弱い。ごはんを手に入れるためなら、飼い主をぞんざいに扱うことも厭わない。
前田将多 (マエダショウタ) (訳)
前田将多:コラムニスト/クリエーティブ・ディレクター
株式会社スナワチ代表
1975年、東京都生まれ。2001年、電通入社。主にコピーライターとして勤務。2003年からウェブサイト「月刊ショータ」にコラムを綴る。 2015年、電通を退職。ひと夏の間、カナダの牧場でカウボーイとして働く。 著書に『広告業界という無法地帯へ ダイジョーブか、みんな?』(毎日新聞出版)、『カウボーイ・サマー 8000エイカーの仕事場で』(旅と思索社)がある。
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