こちらのアイテムは2021/11/23(火)開催・第三十三回文学フリマ東京にて入手できます。
くわしくは第三十三回文学フリマ東京公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

僕は神を魅ている

  • コ-25 (小説|アンソロジー)
  • ぼくはかみをみている
  • 夢有無優
  • 書籍|A5
  • 156ページ
  • 500円
  • 2021/11/23(火)発行
  • 優夢個人誌。2020年度からサークルで発表した作品+書きおろし2編を収録してます。
    信仰、に狂って狂わされ、どうしようもなく生きる男共をよろしくお願いします。

    以下各作品
    『神は正ならずとも聖である』
     咄嗟に神様、と口走った。聖書のように後光を掲げ、清楚で潔白な神様はいなかったが、粗暴で劣悪な神様は今この瞬間存在しているのだと確信した。
    『信徒は聖ならずとも正を持つ』
    「七元徳、って知ってます?」
     目の前に座る黒髪の青年は、ニコリと人当たりの良い笑顔を浮かべて言う。
    『無神論者は手綱に縋る』
     ラインを超えないこと、ラインを踏み込ませないこと。これが港夢叶の中で一つのルールになっていた。
    『神を神たらしめる方法』
     だからこそ新垣再は人でありたい。そう再は祈るが、新垣再が祈る神などどこにもいない。
    『見えてくれよと星は笑う』
     彼は舞台の端に座ると、ステージライトの後光を受けて一舞台の終焉を告げる。
    「僕、文化祭終わったら辞めるんだ」
     その言葉は高らかで、名残惜しさが残っていた。
    『懺悔を乞うても光は見えず』
     彼と俺の舞台を再び演じるのであれば、それを最高なモノにしたかった! その気持ちですらただの俺のエゴだった。自分自身の身勝手で傲慢な祈りだった。
    『星は夜空に踊り謳う』
     これから先は幸せなアンコールだ。舞台の上で起こった全てとは別の、役者たちの舞台。拍手が祝福し、理想は現実に成り代わる。






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