ざく。ざくっ、ざく。1歩、2歩、と歩みを進めるたび、靴の裏が砂を噛む。俺とヨウの静寂に唯一口出しするその音に、今は救われていた。他に何も音が無いことが、今の俺には耐えられなかったからだ。それほどに、大きな感情に体ごと飲まれてしまいそうだった…
「気になる!」ボタンをクリックすると気になる出店者を記録できます。「気になる!」ボタンを使えるようにするにはログインしてください。
同じ出店者のアイテムもどうぞ
こちらのブースもいかがですか? (β)
ferne 短歌同人誌「ぬばたま」 本屋lighthouse 李琴峰 ねじれ双角錐群 奇妙な世界 エリーツ SCI-FIRE 奇書が読みたいアライさん カモガワ編集室