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くわしくは第三十三回文学フリマ東京公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

walking postcard vol.1

  • カ-26 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • うぉーきんぐぽすとかーど
  • 風野湊
  • 書籍|A5
  • 64ページ
  • 600円
  • 2018/11/25(日)発行
  • 【もう少しだけ軽やかに、もう少しだけ緩やかに。】

    【個人連載雑誌 / 創刊号 / A5 / オンデマンドフルカラー表紙 / 64P】

    ※残2部。完売後の増刷は行いません。
    少部数のため、取り置き希望の方はtwitter(@feelingskyblue)までお知らせください。
    walking postcard vol.2およびvol.3は完売済みです。


    『walking postcard』は、呼吸書房が2018年11月から発行する小さな雑誌です。
    書き手はひとまず私ひとり。一冊の本にまとまる前の、小説や旅行記、短編や掌編、散文、詩、独り言などなどを、旅先から送る便りのように、気の向くままに、自由に、お届けできたらと思っています。

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    the letter from an attic — 屋根裏部屋からの手紙 —
    『永遠の不在をめぐる』刊行後に執筆した即興小説を元に、掌編を四本掲載。
    全編改稿済み、投稿時未完だった掌編については結末を書き下ろししています。
    いつか短編集に収録されることがあれば、本文は修正が入るかもしれません。

    <掲載作品>
    ・あなたの海で眠りたい
    ・失われたアジールの鍵
    ・「迎えに来て」今生だけではきっと足りない
    ・魂の椅子はひとつだけ

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    the letter from Greece — 2017年ギリシャ一人旅の手紙 —
    2017年5月、ギリシャ三週間一人旅の記憶から、紀行文二本を書き下ろし。
    いつか旅行本に収録されることがあれば、本文は修正が入るかもしれません。
    (vol.1の表紙写真はギリシャ・アモルゴス島です)

    <掲載作品>
    ・アモルゴスの荒地
     ・ブルースターフェリーに祈る

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    the letter from “rain forest” — 遠い国からの手紙 —
    執筆中の長編小説から冒頭25000 字を掲載します。
    追って(おそらく2019年春)刊行予定の完成版では、文章・構成・展開等に変更が入る可能性があります。

    血にあふれるだろう彼の口と喉と内臓のことを思って、 一瞬、ユハは恐怖を忘れた。戦慄と狼狽がユハを捉えた。 ここが森の中でなければ、助けを呼びにすら行ったかもしれない。
    男は朗らかに声をあげて笑った。
    「ユハ、やさしいユハ。愚かなユハ。きみの中の樹木に命じる。きみは、もう逃げることはできない。きみは、もう走ることも、歩くこともできない。きみは、もう疑問を呈することも、拒絶することも、否定することもできない。きみはもう何にも抵抗できない。きみは屈服する」
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    本誌に掲載する文章たちは、いずれも「途上」のものです。いつか単行本としてあなたに再会する日には、まったく違う形になっているかもしれませんし、まったく同じかもしれません。
    そんな変化も含めて、この新しい便りが、楽しんでいただけることを願っています。

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