こちらのアイテムは2021/5/16(日)開催・第三十二回文学フリマ東京にて入手できます。
くわしくは第三十二回文学フリマ東京公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

三途川目玉商

  • カ-22 (小説|ホラー・怪奇)→配置図(eventmesh)
  • さんずのかわめだまあきない
  • 三谷銀屋
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 112ページ
  • 600円
  • 2021/05/16(日)発行

  •  あの世とこの世の境目、三途の川……その川岸の土手道には一軒の店が建っているのをご存じでありましょうか。
      店の前に掲げられた赤い幟には「目玉売り」の文字。
      そう、ここは「目玉売り屋」……その名の通り、この店では目玉を売っているのでございます。
      信じられないのであれば、騙されたと思って、店先に並べられた大小の盥を覗き込んでみてご覧なさい。
      様々な色の瞳の目玉が、まるで金魚のように水の中をすいすいと泳いでいるのがお分かりになるでしょう。
      目玉は、あやかしの目玉、或いは、いにしえの神様の目玉かもしれません。
      ご自分の目玉と取り替えてみれば、お好みの美しい瞳の色を目に宿すだけでなく、思いもよらぬ不可思議な力を手に入れることもあるでしょう。
      目玉売り屋には、あやかし、神様、死神、そして、あの世とこの世の間を彷徨う人間……様々なお客が訪れます。
      これから語りますのは、そんな目玉売り屋にまつわる、二百年程前の不思議なお話でございます。
     (※本編プロローグより抜粋)


    【登場人物】
     [英太郎]
         目玉売り屋の主。元々は、閻魔庁に仕える死神だったが、冥府に連れてくるはずの死人を生き返らせてしまった咎で死神を辞めさせられ、今は三途の川で目玉を売っている。生真面目な性格で口数も多くなく、無愛想だが、見目が良いため閻魔庁の女達に人気がある。    

     [左之吉]
         目玉売り屋で英太郎と同居している死神。万事に大雑把な気質の遊び人で、上役に対しても反抗的なため、閻魔庁内でも度々騒動を引き起こす問題児とみなされているが、行動力はあり、時に人情に厚い面も見せる。
         
     [伊賀田 秋保(いがた あきほ)]  
       あの世とこの世の境目に存在する旅籠「常夜見屋(とこよみや)」の主。物腰は丁寧だが、飄々として捉えどころが無い、謎の人物。

    【収録作品】
    「右の目の海」
       彼岸に渡る老女が、三途の川のほとりで最期に望んだ願い。
      長い人生の終わりに、彼女は願う……「海が見てみたい」と。

    「百々目鬼狩り(どどめきがり)」
      山奥に立つ荒れ寺には無数の目玉を持つ妖怪・百々目鬼(どどめき)が棲んでいた。
      謎の旅籠「常夜見屋」の主である伊賀田秋保は、目玉売り屋のツケを返すため、因縁のあやかしと対峙する。

    ※本作は、UROKO過去作品「赤目のおろく」、「青闇妖影鬼談」と同じ世界観のシリーズの短編集です。 「赤目のおろく」、「青闇妖影鬼談」の同人誌版の頒布は終了しておりますが、Web上で全文公開しておりますので、お読みいただくと本作品をより楽しめます。

    「赤目のおろく」 https://estar.jp/novels/25324230
    「青闇妖影鬼談」 https://estar.jp/novels/25482535

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