こちらのアイテムは2021/5/16(日)開催・第三十二回文学フリマ東京にて入手できます。
くわしくは第三十二回文学フリマ東京公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

桃鞜 2021春号

  • ク-38 (小説|アンソロジー)
  • とうとう2021はるごう
  • 桃鞜社
  • 書籍|A5
  • 186ページ
  • 500円
  • https://note.com/tou_tou_sha
  • 2021/5/16(日)発行

  • ゲイの文芸サークルによるアンソロジー、第二弾!
    今回の特集テーマは『東京・ゲイ・孤独』
    東京に暮らすゲイたちの日々感じている孤独を、それぞれの感覚で文章に落とし込んだ8作品を収録しています。
    ワンコイン(500円)とお手に取りやすい価格になっていますのでぜひどうぞ。


    収録作品:
    『二階からツイドル』けん
     隼人はTwitterで凄まじい数のフォロワーがいる、いわゆる「ツイドル」である。隼人は、自撮りの写真をTwitterに載せて何十ものいいねがつくことに悦びを感じていた。彼氏であるタケシ、セフレであるサトシさんとの関わりの中で、隼人は人との繋がりを考えさられることになる。隼人が最終的に辿り着く「繋がり」とは。

    『膜』みつ
     その見た目から、恋愛をするチャンスに恵まれなかったマサ。自分ではどうしようもない「顔」で苦しむ彼は、ある日ゲイの出会い系アプリで一通のメッセージを受け取り、送り主と会うことに。「顔面至上主義」の世界で孤独を味わうすべての人に。そんな世界の一端をのぞいてみたいすべての人に。

    『極夜』かず
     フリーランスで校閲の仕事をする惑(まどい)、そして夜毎二丁目で踊ることを生業とする太陽、対照的で何の接点も無いように見える彼らは、かつて同じインカレのサークルに所属し、互いにゲイであるという共通点があった。  つかず離れずで送られるそれぞれの生活にそれぞれの人生(ゲイ・ライフ)。  
     二人が接近するときに描き出される、彼らが抱える孤独とその結末とは?

    『夏の来客』金沢
     “東京で暮らすゲイの叔父さん”雪也のもとに、姪・塔子がやって来た。雪也の元カレ・夏川を交えて過ごす夏休みの三日間は、三人がそれぞれの持ち場をしばし離れた小休止なのであった……。

    『火星の音』ゆー
     あの頃大好きだった叔父は逮捕された。被害者は俺だった。  
     学生時代、血のつながった叔父“マサにぃ”と過ごしたひと夏は、昴(すばる)のその後の人生に大きな影響を及ぼしていた。大人になり東京で暮らす昴の前に現れたのは、叔父を「恩人」と呼ぶ一人の男。  
     時を超え、もう一度叔父の記憶と向き合おうとする青年の記録。

    『匙』ぬま
     砂糖、塩、酢、醤油、味噌、それぞれの調味料をモチーフとした献立をこしらえるゲイの手抜き料理サークル「さしすせそ」。ささささん、しししさん、すすすさん、せせせさん、そそそさん、と仲間内であだ名し合う五名のサークルメンバーはレンタルキッチンスペース「すぷうん」で今日も和気あいあいと料理と味を楽しむ。「わたくし」はその楽し気な一面に心を躍らせつつ、彼らが密かによすがとする物へ奉る様子を覗き見る。

    『オネエは排除致します』ヤスオ
     舞台は同性婚をはじめとする先進的な政策が実現された架空の都市、新宿二丁目自治州。  
     その新宿二丁目自治州で州知事選挙が行われた。  
     ――オネエは排除致します。  
     政治的無関心な住人が多くいる中、新しい州知事大池小百合は衝撃的な政策を打ち出した。ゲイバーで働くオネエ丸出しのミツアキはその政策の影響で人生が狂っていく。

    『輝石』十夢
     いま一人暮らす東京の日々は生活も仕事も充実はしているけれど、時折思い出すのは37歳を過ごした京都での思い出。彼との出会いは間違いであったかもしれないと思う時もあるけれど、それは紛れもなく僕の人生の中で輝く時間となった。出会いから付き合うことになる一週間を書いた、恋に不器用な二人の始まりの物語り。

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