種族、そしては世界の命運を握る人柱となった透火だが、彼は未だ、自身の立場の変化・自身の心の変化に鈍感であった。そんな折、第一王子・芝蘭の他種訪問が行われ、透火は今まで見ないふりをしてきた「家族」について現実を突きつけられる。
「俺に、この人を殺して欲しかった?」
血の繋がった家族と、繋がらない家族と。これまで信頼してきた土台すら打ち砕かれ、無意識のうちに、透火は「これまでの関係」に縋ってしまう。それが、まさしく、苦しい地獄の始まりとも知らずに。
「気になる!」ボタンをクリックすると気になる出店者を記録できます。「気になる!」ボタンを使えるようにするにはログインしてください。
同じ出店者のアイテムもどうぞ
こちらのブースもいかがですか? (β)
奇妙な世界 もちくず倉庫 アレ★Club 六月のクモノミネ 丸善ジュンク堂書店 Sci-Fire 津原泰水文章講座 書肆盛林堂 ねじれ双角錐群 第三象限