初めてその姿を目にしたとき、私はまだ未熟だった。
本当の恐怖も知らなかった私に突き付けられたものを、簡単に書き記すことはできない。
言えるのは、真実は光などではなく、闇だったということ。
どうぞ、そこに掛けてください。
ここにはあなたと私しかいないのだから。
だから、私の話を聞いて――
異世界短歌企画での設定および提出した短歌(ISKI-1003)を元にした短編小説です。
企画については以下のリンクを参照ください。
謎の協会に属する主人公が、収容物である粘菌を監視し交流する話。
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