これまでいろんな手作り本を作ってきまして、手にとっていただいた方々から「きれい」「どうやって作るの?」「機械で製本したみたい」などとお褒めの言葉をいただくこともあり、それはそれでうれしかったのですが、でも、所詮は手作り。本当にきれいな製本にしたいと思ったら、ちゃんとお金を出して本職の製本屋さんにお願いして機械で作ってもらったほうがきれいにできるに決まっています。
じゃあ、いっそのこと手作りならではのダメなところが全開の本というのはどうだろう?と考えて、作ってみたのが今回の本です。
私は本職が、グラフィックデザイナー、エディトリアルデザイナーなので、どうレイアウトしたら読みやすい誌面になるか、どんな紙を使ったらめくりやすくきれいな形の本になるかの知識があります。これまでそれらの知識を総動員して手作り本を作っていたわけですが、このところ考えていたのは、そんなデザイン的な知識のないいわゆる素人さんでも「本」というものは作れるよ、とハードルを思いっきり下げたいということでした。
どんな誌面でもどんな紙でも、文字や写真をプリントして綴じてあったらそれは「本」なんですよということをこの「雑な本」で知ってもらい、本を作るのは特別なことなんかではなく、誰にでもできることなんだと思ってもらえたらいいなと思います。
こちらのブースもいかがですか? (β)
たむや DA☆RK'n SIGHT 日々野いずる 原廠設計局 魚小路書房 森水陽一郎(もりみず・よういちろう) northwest航空 ふかふか団地 NRD 游青舎