こちらのアイテムは2018/11/25(日)開催・第二十七回文学フリマ東京にて入手できます。
くわしくは第二十七回文学フリマ東京公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

小さな破裂

  • Fホール(2F) | エ-32 (小説|BL)
  • ちいさなはれつ
  • さとみ
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 76ページ
  • 200円
  • 2018/11/25(日)発行
  • web再録済みの短編集です。男性同士の同性愛を扱っています。

    収録作品
    『小さな破裂』
    志保と武見はふたりで暮らしている。武見が若い男の子と関係していることを志保は知っている。志保は武見に相手にされない男の子と、武見を欺くように食事を摂るのが好きだった。武見に約束をすっぽかされた男の子と食事をした日、翌朝まで帰ってこないはずだった武見が帰宅して……。

    『恋はタイミング』
    体育館横の暗いロッカールームで、同級生の財布をくすねていた俺。ある雨の日ロッカールームに行くと、女子生徒の制服を着ている「あなた」を見た。お互いの秘密をいっぺんに握ったふたりは、お互いのことが心の隅に残ったまま高校を卒業する。ある夜、嫁を家に残して俺はあなたに会いに行く。

    『画家とシナリオライター』
    春の夜中、美大生の慎吾は道端にうずくまっていたパジャマ姿の拓真を拾った。シナリオライターになりたいと言ったら親に勘当された、と言う拓真はそのまま慎吾のアパートに転がり込む。慎吾は自分が美大に入りたかった父親の言う通りに進学しただけで、絵を描くことが好きではなかった。アルバイトをしながら夢を追いかける拓真を見ていると、慎吾の胸のうちに正体のわからない苛立ちが募り始め……。

    『忘れ物』
    都会で大学教授をしていたぼくは、妻の死をきっかけに海辺の村に移り住む。ある夜、なにもかもどうでもよくなり、入水をしようとしたら地元の海難救助隊の青年に助けられた。青年は黒田さとると名乗った。自分の瞳孔が急速に窄まるような感覚を抱き、お名前を教えてくれませんか、とぼくは彼の手を握る。ぼくは一度死んだ。初めての恋をしたようだった。

    『夏』
    俺は弟がかわいくて仕方ない。女に貢がされていた弟が心配で弟の女を寝取ったのは七年前だ。水底にたまった澱のような負の感情をぶつけながらも、今も弟が俺とふたりで暮らしているのは、弟だって俺から離れたくないからなのだと俺は思っていた……。

    『青に散る』
    窓際の席の竹宮すばるは、転校生でもないのに浮いている。きれいな顔をしてとろくさい。返答もどことなくとんちんかんだし、校庭で野良猫を犯して殺したのは竹宮すばるだという噂だってある。高校二年の初夏、進学か就職か決めかねていた俺はふとしたきっかけで竹宮すばるの家に行くはめになった。外国人の老婆、ひなびたアパート、竹宮すばるを支配している「おとうさん」……。行き止まりから抜け出そうとするふたりの物語。


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