この世とあの世の境目、三途の川のほとりに佇む「目玉売り屋」。そこには、様々な力を宿した妖しの目玉を売る男がいる。
幼少の頃、死神の手違いで三途の川に連れて来られた少女・おろくは、目玉売り屋の男と出会い、己の右の目を赤い瞳の不思議な目玉と交換してしまう。赤い瞳の妖力を得て、見えてはいけない世界を見ることができるようになったおろくは、自らの力に悩んだ末に女賭博師として生きるようになるが……。
やがて、おろくの赤い目に宿った妖力は、江戸の地に封印されていた魔を解き放ってしまう。
江戸時代を舞台にした和風怪奇ファンタジー。
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