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Last Christmas

  • Fホール(2F) | ウ-53 (小説|青春・学園)
  • らすとくりすます
  • ひじりあや
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 60ページ
  • 300円
  • http://text-revolutions.com/e…
  • 2017/3/26(日)発行
  • 無名の小説家・星野めぐると彼に恋をする少女・野々宮希美の物語集。

    小説家の仕事はページの中に誰かの人生をつなぎとめることだと思う。たとえその人が逝ってしまってもページは残る。その人生はそこに残るんだ。

    『ラストクリスマス』
    売れない兼業作家をしている星野めぐる。
    ライター仕事の都合で十年前の無名のアイドル白石柊子の曲を聴き始めると、トーコと名乗る少女と出会う。小説家というめぐるの職業に興味を持ったトーコは、彼のデビュー作『Bon Voyage』を読んで泣いてしまう。「真帆はあたしと一緒だから」と。
    頻繁にトーコと顔を合わせるうちに、めぐるは彼女が何者なのかに気づき、トーコの痛みを知る。「おじさんだって、あたしを忘れるにきまってる!」。
    BUMP OF CHICKENの『天体観測』をモチーフにした星と記憶とクリスマスの物語。

    あたし、星野さんが好きです。星野さんが好きな世界が好きです。星野さんが作った世界も好きなんだって、さっき知りました。ふたりで世界を共有するのが楽しかったです

    『小さな世界』

    13才、中学2年生の希美。
    図書館に通うのが日課の希美は、そこで会う星野さんに恋をしている。
    同じ本を読み、同じ世界を共有する。1日のなかで1番好きな時間。
    13才の少女の、掌の中の小さな小さな世界の物語。
    (『愛しのピュグマリオン』からの再録です)

    世界がクリスマス一色に染まる今日、あたしはもう一度告白するときめていた。結末が変わらないとしても。

    『初恋が終わる日に』
    『小さな世界』から4年後、初恋を諦めることができなかった希美。
    何年かしたらまた告白しようと誓っていた希美は、クリスマスイヴには安中榛名駅にいるという星野さんに会いに行く。
    何度も繰り返した予行練習では必ず失恋する。だからあたしは今日、嘘をつく。答えは分かっていましたから、と。
    テキレボアンソロ『嘘』の作品。

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