黒薔薇十字探偵協会公認の私立探偵、クロバラメイムが、いつものように中庭で、飼い猫の魔刃(まや)とともに、ブラックローズティーを飲みながら、穏やかな午後のひとときを過ごしていた時のことだった。 突然、クロバラ探偵事務所に、ある事件の捜査の依頼が舞い込んでくる。その事件とは、神条不動産会社の社長、神条シュウの娘が、幼馴染の少年に、二階の窓から突き落とされ、そのまま行方が分からなくなったという事件であった。クロバラメイムは、助手の紫香林マサル(しかばやし まさる)とともに、急いで事件現場に向かうと、『光爛舞警察署(こうらんぶけいさつしょ)』の自称エリート刑事、紅桜狩楼(べにざくら しゅろう)から差出人不明の一枚の招待状を受け取り……
黒薔薇を愛した男たちが織り成す、漆黒のゴシック・ミステリー!
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