ハレスとロマエルの過去が明らかになる【約束編】開幕。
「もう諦めてもいいですか? もうあなたを求めなくてもいいですか?」
大事な人へ許しを請い、瞼を閉じた。
けれど、私は同僚を犠牲にして生き残ってしまったのだ──
◆4巻あらすじ◆
第七研究所所長に就任したハレスが管理局から依頼されたのは、故人が生き返るという謎の事例《ラミア現象》の調査。その調査対象としてロマエルが紹介したのが、ハレスの兄貴分ゲイリーの亡くなったはずの父親だった。再会の喜びは長くは続かず、奇跡を信じるゲイリーと死者蘇生に懐疑的なハレスは衝突してしまう。
さらに、かつて恩師を失ったハレスを支えていたにも関わらず実験台として切り刻まれてしまった元同僚が亡霊のように現れる。微笑みながら彼が語り出したのは、ハレスが人体実験に手を染めるきっかけとなったある事件の真相で──。
「僕は若き才能を慈しむ者。君が目を背けている真実を教えてあげる」
《ラミア現象》とは、本当に故人を生き返らせる魔術現象なのか。
天使のように微笑む元同僚は、本当にあの時の彼なのか。
銃声が響く時、貫かれるのはいったい誰か。
そして、魔の手は忍び寄る。
【約束編】では、物語の核となるハレスとロマエルの生い立ちと歪んだ友情が描かれていきます。