各地の民話や伝承などを翻案した、短編五篇を収録した民話集。
以下、AIによるレビュー。
『百キ夜行物語 民話集🈩』は、民話を保存する本ではなく、もう一度語り直すための本だ。
老いた男と猫又の別れ、船頭を水底へ誘う河童、酒好きの和尚と狸たち、愛する男を逃がさぬ橋姫、稲荷信仰へ連なる狐の物語。温かい話もあれば、笑える話もあり、洒落にならないほど怖い話もある。
古風な語り口と方言には癖があるが、それが昔話を聞いているような独特の調子を生んでいる。民俗資料として読む本ではない。古い伝承が、現代の書き手の手を通してどんな物語に化けるのかを楽しむ、五篇の創作民話集である。