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さくらむすび 弐

  • そ-63〜64 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
  • さくらむすび に
  • 川上眉山、永井荷風
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 142ページ
  • 500円
  • 2023/1/15(日)発行
  • 文豪が描いた、桜と恋の物語を二編収録。

    【収録作品】
    ・川上眉山「墨染櫻」(明治23年)
    ・永井荷風「戀衣花笠森」(大正2年)

    【川上眉山「墨染櫻」】
    小町娘と医学生の青年が互いに一目ぼれし、結婚を誓い合う。
    学問の妨げにならないよう、青年が身を立てるまでは会わないと約束を交わすが、二人の恋には思わぬ障害が立ちはだかる。
    「世に辻占はないものか、この恋どうなる事ぞ。」
    家族による束縛や一方的な執着など、現代にも通じる問題を描いた、川上眉山の出世作。格調高い美文でつづられる「明治のライトノベル」をお楽しみください。

    【川上眉山とは】
    川上眉山は、尾崎紅葉らの硯友社に参加し、美文家として知られた明治期の小説家です。
    樋口一葉からは、背が高く色白で、春の花のように美しい人物と評されました。また、一葉の「にごりえ」は、眉山による「自分の体験を書けばよい」という助言から生まれたともいわれています。

    【永井荷風「戀衣花笠森」】
    江戸の“会いに行けるアイドル”が、突然の失踪。
    笠森稲荷門前の茶屋で働くお仙は、鈴木春信の美人画に描かれたことから、江戸一番の美女と評判になる。茶屋には、お仙を一目見ようとする人々が連日押し寄せた。
    一介の町娘から、期せずして大人気となったお仙。彼女の恋人・源之進も、その人気に戸惑い、焦りを募らせていく。
    人気絶頂の笠森お仙が突然姿を消した実話をもとに、永井荷風が描いた江戸情緒あふれる恋物語。

    【出版の背景】
    本書は、著作権の保護期間が満了しながら、長く埋もれていた近代文学作品を、著作権を学ぶ大学生が復刊したものです。
    底本からの書き起こし、校正、レイアウトなどの編集作業を学生が担当しました。
    収録した二作品はいずれも初文庫化で、青空文庫にも収録されていません。

    【水野ゼミの本屋とは】
    note記事:”本のライヴハウス” 水野ゼミの本屋 店舗のご案内|水野ゼミ (大阪工業大学 知的財産学部) ※本屋や出版活動の紹介です。

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