舞台は今から約百年後の発展を遂げた日本国。
都道府県が解体し、各地は秀でた特色を活かして小国を次々と建国していった。
人工知能と共に生き、けれど日本の在るべき姿を忘れることなく暮らしている人々。
つつがなく穏やかに流れる、創作都市での美しい刹那を是非お楽しみください。
主要都市にほど近く、花の街として栄える国「花都李(あとり)」。
坂道の続く色鮮やかな美しい街では、
何よりも花を大切に慈しみ救いの象徴として捉えていた。
人は生まれてから死ぬまでを象徴花と過ごす。
その儚さに己の命を重ねながら夢を見る。
「太陽を抱いた夏」
象徴花:向日葵・百合 ※出てくるのは一部かもしれませんしもしかすると出てこないかも…。
花都李の新米警官・北美日彩はその日、幼馴染の犀川ユリが
会社と揉めて職を失ったことを知る。
美人なのに喧嘩っ早いところが残念。そう散々言われてきたユリだったが、
日彩だけはその性格が不器用で覆われているだけで、
実はとても誠実なことに昔から気づいていた。
光のように明るい女と氷のように冷たい女の、
かけがえのない一瞬を詰め込んだ愛の物語。
この物語は今後シリーズ小説として文庫本での製版・販売を計画中です。
今回の本は各登場人物の番外編にも似た、導入部分となります。
少しでも物語の雰囲気を楽しんでいただいた上で、
完全版を気長にお待ちいただければと思います。
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