こちらのアイテムは2024/9/8(日)開催・文学フリマ大阪12にて入手できます。
くわしくは文学フリマ大阪12公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

胃中胎児

  • き-43 (小説|ホラー・怪奇)
  • いちゅうはらみご
  • 末千屋コイメ
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 136ページ
  • 500円
  • https://yuyakenosato.booth.pm…
  • 2024/9/8(日)発行
  • 文学フリマ大阪12新刊!

    「――死は魂の救済です」

    【胃中胎児】 精神と肉体の均衡のとれた人間に宿る。 老若男女問わず誰もが孕む危険性と耽美性を持ち、儀式の無い藝術への模倣として賛美される存在。 または精神的風土における神や信仰のあり方を問い返す存在そのもの。

    ーー
     「器」として選ばれた人々は、深淵にて無数の瞳を見る。
     異形の子を取り上げた医者、行方不明の恋人を捜す乙女、 隣村とのわだかまりに嘆く女性、噂の真相を追う男装の麗人。 すべての生命は等しく死を迎える。
     そのすべてを見届けるは、奈落の名を持つ姫君。 空虚で虚ろで幻に近い幻影。無限に近い永劫の巡り廻り、 闇に潜む彼女はアビス。何処まで堕ちても彼女の掌の上。
    ーー

    始まりは小さな町の病院だった。

    ある日、腹部に違和感を感じる男性が来院する。

    診察の結果、彼の胃の中に胎児がいることが判明。

    時を重ねると男の腹は次第に膨れていった。やがて彼は奇妙な夢に悩まされるようになり、現実との区別がつかなくなるほど、精神を蝕まれた。

    そして、男の胃の中から、山羊の頭に人間の体を持つ異形の赤子が取り上げられる。

    それから時は過ぎ去り、医者も胃に子を孕む。

    看護婦は赤子のに選ばれることは、お父様からの祝福だと語り、医者を甘い囁きで惑わせて思考を奪い取った。

    平穏な日常は突然崩れ去り、奈落が世界を蝕んでいく。 闇の恐怖と異形の運命を享受せよ。

    BOOTHにて、組版をご確認いただけます!
    https://yuyakenosato.booth.pm/items/5999829


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