「私から何を奪ったって、それでもいつか人は辿りつくのよ」
傭兵の少年・ノエに与えられた新しい仕事は、国外追放された女学者の護衛だった。
厄介払いをされた二人は、属国である『砂の国』に追いやられながらも、ひそかに研究を続けていた。ノエはだんだんとアメリに惹かれていくが、やがて二人は、すべての真実にたどり着いてしまう。
ともに過ごした一年と、その続き。ただ眺めていただけの世界が、鮮やかに色づいていく。
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