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その神奈備に、弔いを(上)

  • か-38 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • そのかんなびに、とむらいを
  • 硯哀爾
  • 書籍|B6
  • 188ページ
  • 800円
  • 2022/7/16(土)発行
  • 三年に一度行われる村祭り。土着の神に神楽を捧げた乙女たちは、皆惨たらしく殺される──。  
     山奥に存在する金峰村──その村長の孫娘の身代わりとして攫われ、神楽舞の舞い手の任を担うこととなった美貌の青年、波分篝。本意ではない中で村祭りへの参加を余儀なくされた篝は、狭苦しい村の呪縛から逃れようとする村長の娘、桐花と共に犠牲なき祭りの成功を目指して奔走する。
     かつて打ち倒された鬼の伝承、大樹の形をした神、集落を襲う異形の獣。謎めいた山村に立つ青年は何を思うのか。

      カクヨムでの連載版に加筆・修正を加えた形になります。 

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