こちらのアイテムは2019/9/8(日)開催・第七回文学フリマ大阪にて入手できます。
くわしくは第七回文学フリマ大阪公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

【委託】PortRay

  • A-13 (小説|純文学)→配置図(eventmesh)
  • ぽーとれい
  • 森大那、きよにゃ、オカワダアキナ、東堂冴、桜鬼、笹波ことみ
  • 書籍|B6
  • 166ページ
  • 800円
  • 2019/5/1(水)発行
  • 【港町から港町へ】
     横浜と神戸を舞台にした港町アンソロジー

     奇術と発明、異人館とすれ違い、灯台と内包、声と善意、無意識と海、水と隔たり……潮に呑まれ、潮風に立ち尽くすような物語をその手に。


     『大正横浜気球異聞』森大那
     ーー真の発明家はみんな同じだよ、人生の一番旧い記憶を苦労して想い起こすようなやりかたで、未来を懐かしがる。

     『異人館の似てない親子』きよにゃ
    「パパ、なにか甘いものが飲みたい」 カラカラに渇いた喉でそう訴えると、父は嬉しそうに部屋の入口へと消えて行った。

     『退息所』オカワダアキナ
    でもほくろの不安が想像力の光を投げ、髪の毛の内側まで照らすこともあるのだと、なんだかどきどきした。

    『灯標/水平線』東堂冴
    ただ、私はこの閉塞に嫌気がさしていた。どこにいても、どの言葉を使っていてもここは自分の居る場所ではないような気がしていた。

     『濫觴 -signal-』桜鬼 常夜灯の下では身体が意識より先に行く。布団から箪笥、箪笥から手洗い。そうして静かに宿を出たとき鍵を手に三本握っていた。

     『美しき晦冥』笹波ことみ 水。水だ。恐ろしい波が、すぐそこに打ち寄せていた。 暗い海面が視界一面に迫ってくる。

    ーーーーーー
    桜鬼さん主催のアンソロジーにおじゃましました。
    おかわだは横浜・本牧あたりを舞台に、頬に刺さったままの鉛筆の芯の話を書いています。




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