のんびりと機兵車に揺られながら、女が一人、ナシーリアの街道を行く。郊外に広がるリンゴの果樹園。鼻先をくすぐるかすかな甘い香りが、あの日の少年の姿を思い起こさせた。
「シュトムのリンゴの樹」の冒頭を紹介した小説になります。構想○○年、もういい加減書きあげないと私の魂が浮かばれない気がしたので、去年の冬に一念発起して書き始めようとしたのですが敢え無く撃沈しました。しり叩きの意味を込めての陳謝本です。無料配布なのでお気軽にお持ちくださいね!
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