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針を置いたらあの海へ

  • う-21 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • はりをおいたらあのうみへ
  • 早時期 仮名子
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 292ページ
  • 500円
  • https://note.com/scrapandbuil…
  • 2024/8/31(土)発行
  • エブリスタ「ご当地小説」特集選出作。

    11万字292ページなのに70部売れたし、すごく評判がいい。おもしろい。

    編み物×タトゥー×関門海峡。感動の声多数の青春小説。

    <あらすじ>

     人間関係のトラブルから高校を中退したレオは、祖母の経営するニットカフェでウェイター兼編み物講師をすることに。絵と編み物の腕は一級だが、唯一、カラフルな「フェアアイル」を編むことが出来ない。それは、レオに色覚特性があるため。

     カフェの隣で働く彫り師・たっちゃんさんは、レオがフェアアイルを編みたがっていると知り、「手じゃなくて目を貸すから、一緒に編もう」と持ち掛ける。一方、レオも絵の腕を活かし、たっちゃんさんと共にタトゥーの図案を描く。

     徐々に信頼関係を築く二人だが、たっちゃんさんには、触れられたくない過去があった。それを明かされたレオは、たっちゃんさんを関門海峡に連れて行こうと決意する……


    <読者のコメント>
    “レオの心情にとことん寄り添う流れるような文章には、緩急があり、飽きさせることがない。
    心に残る言葉が目白押しだ”
    (いただいた感想のまとめはこちら )

    <作者のコメント>

     あらすじだけ読むと結構シリアスそうですが、文章はサクサク読みやすく、会話のラリーで遊んでいるので、楽しく読んでいただけるかと。

     ただ途中やっぱり、グッと沈むというか、胸に迫る場面はあります。後半、関門海峡への旅のパートは、書きながら少し泣いたシーンがいくつか……いや、校正してる時も少しじゃなく結構泣きました。

     しかし、昨シーズンの個人的なモットーは「幸せでポップな話を書く」だったので、読後感は曇りも重さもないと思います。

     書くことの孤独さを知り、「創作という孤独な作業を、信頼して委ねられる誰かがいるなら、それはもう愛だ」ということを表現したいと思い描いた作品です。私と同じく、ひとりでひたすらに創っている方にも読んでいただきたいです。

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