こちらのアイテムは2023/1/15(日)開催・文学フリマ京都7にて入手できます。
くわしくは文学フリマ京都7公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

博物館しおひがり vol.1 鹿玉・牛玉

  • こ-20 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
  • はくぶつかんしおひがり しかだま・うしだま
  • 芝々
  • 書籍|A5
  • 18ページ
  • 300円
  • 2022年夏、京都国立博物館「河内長野の霊地 観心寺と金剛寺─真言密教と南朝の遺産─」展で出会った鹿の毛玉について深掘りしたレポートです。

    【博物館しおひがりについて】
    芝々と申します。学生時代に美術史を専攻し、卒業してからも暇を見つけてはまだ見ぬ何かとの出会いを求めて展覧会に通っています。毎回その望みは達成されるのですが、大抵は会場を出た瞬間にその「何か」については忘れてしまい、記憶の底に沈んでもうニ度と思い出すことはありません。
    それでもまれに、2、3 日経っても「いったいあれはどういうことだったのだろう?」と頭の中の水面に浮かび上がってくるものがあります。普段はそれすらも note の展覧会日記に記したり、Google の検索窓に入力していくつか検索結果のリンクをタップすれば忘れてしまうのですが。

    『博物館しおひがり』は、そういった展覧会で出会う心の琴線に触れたものを、とりこぼさないように記録しようとするものです。とはいえ深度は浅く、学芸員や研究者の方々が深く海の底へと潜っていくダイバーだとすれば、ちゃぷちゃぷと足首まで海に浸かって貝を拾うような営みである、という意味で『博物館しおひがり』と名付けました。
    第 1 号は、2022 年夏、京都国立博物館「河内長野の霊地 観心寺と金剛寺─真言密教と南朝の遺産─」展で出会った鹿の毛玉 1 です。直径5cm ほどの、ころりと丸まった何の変哲もない毛玉がお寺に納められ、600年を経て博物館に並ぶあまりの不思議さに、ZINEを1冊作りました。

    試し読みはこちら↓
    https://note.com/shiba_tabi/n/n642b5aea2eb1

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