イヌ・ネズミ・ウマ

• き-11 (小説|SF)
• いぬ・ねずみ・うま
• 蒸気宇宙船
• 書籍|A5
• 100ページ
• 500円
• 2019/9/30(月)発行

• 舞台となる世界は「イヌ」「ネズミ」「ウマ」という三種類の動物が存在しない架空の世界。

  「共和国」にて迫害される少数民族の少女・スナは、ある日、父親が国家権力に忠実に従う民兵組織のリーダーであったことを知らされる。

  「共和国」のマジョリティ家庭出身の少年・ジロキチは、ひょんなことから反政府組織の一員に加わる。

  「共和国」の下級貴族出身の青年・チョランは、この国の最高権力者たる大統領代行から、ある密命を受ける。

  そして時は「共和国」にて革命が勃発する世界標準暦2931年2月26日を迎えようとしていた。

  国家権力の「イヌ」たる少女・体制に仇なす「ネズミ」たる少年、そして貴族の乗る車も農民の使う犂も曳く「ウマ」たる青年の三者の運命は...？

  暗黒社会に生きる少女・少年、そして青年男子を主人公とした群像劇です。

  ディストピア世界の魅力を、貴方も存分にご堪能ください！