開かずの錠の鍵である、椿花弁の飾り――。だがそれは、二枚ないと鍵として成り立たない。居候である信忠さんの口から出た「我らのぜ――」という言葉。その後、歳さんから出た「箸置きみてえだな」という言葉。そこから、椿花弁の飾りが織田親子と縁ある物だと考えた旬之助は、彼らが宿所として利用していた某寺へ、殿(信長)とともに向かった。しかしそこで、何故か、殿(信長)の命令で、古い経蔵の解錠作業に来ていた商売敵の解錠作業を手伝うことに……。椿花弁のもう一枚は、いったいどこにあるのか。対を追う物語です
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