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歌集『体温と雨』

  • し-08 (詩歌|俳句・短歌・川柳)→配置図(eventmesh)
  • たいおんとあめ
  • 木下こう
  • 書籍|B6
  • 148ページ
  • 1,000円
  • http://blog.livedoor.jp/akiya…
  • 2019/6/1(土)発行
  • 本書は2014年に砂子屋書房より刊行された歌集を、新装および増補して新たに私家版歌集として刊行するものです。2014年の刊行後、早々に品切れとなり長らく入手困難だった歌集『体温と雨』を著者の協力のもと、出版社の許諾を得て、私家版歌集として刊行し直しました。その際に『体温と雨』以降の短歌49首を「Ⅳ」として編集し、増補しました。大阪中崎町の書店「葉ね文庫」での展示「葉ねのかべ」で著者とコラボレーションしたkeitoさんが装画を描き、詩集『歩きながらはじまること』『のほほんと暮らす』(共に七月堂)の西尾勝彦さんが解説を書き下ろしました。砂子屋版の美しい静謐さはそのままに、また新しい手触りの歌集として生まれ変わらせることができました。ゆっくりと多くの方に、遠くの方に届けられればと思います。

    たまごからこぼれるやうに醒めにけり あなたが空と陸である夢(Ⅰ「エスパドリュー」)
    錠剤のひとつぶづつをのせてゆくてのひらは匙のうすさをもちぬ(Ⅱ「椅子」)
    はつなつのひかりはほそく射しながらわたしの指の上を寒がる(Ⅲ「指を寒がる」)
    朝は胸に夕は踵にあるやうな悲しさのためにくつしたを履く(Ⅳ「あはくてあかるい」)
    【発行 牛隆佑】

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