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華見せるおとなたち

  • あ-02 (小説|エンタメ・大衆小説)→配置図(eventmesh)
  • はなみせるおとなたち
  • 曽野 十瓜
  • 書籍|A5
  • 400円
  • 2015/04/19(日)発行
  • ■44頁・2段組

    ■3編の現代日本を舞台にした小説からなる短編集です。
     ※多少ではありますが、読む方によっては「残酷」と思われるだろう表現がございます。購入の際はご注意ください。
    (いずれの作品も地元新聞社発行文芸雑誌からの再録(加筆修正あり)となります)


    ■展覧会の華

     全国の様々な流派が一堂に会する「いけばな大競作展」。華道に一家言ある鑑賞客たちが出品作を取り囲み、辛口の批評を述べている。
     中でも私の作品は酷評を浴びていたが、受け流す。見て見ぬふりで、胸を張って。
     そこへ職場の後輩たちの声が聞こえてきて――

    「生命を抱き、自然に和して融けこみ、真芯を見定め、世界を象れ」

    ※試し読みもございます→http://privatter.net/p/1846214


    ■夢見るこどもたち

     「大人になれよ」――そう告げた元相方は結婚を機にトップ芸人への夢を諦めた。
     俺は綿あめを食う。新ネタをひねり出すために。俺は諦めない。瑠果も応援してくれている。
     「特別な綿あめ」をつまみ、彼女は微笑む。

    「『ガキみたいな夢をガキみたいに追っかけてる』俺を応援してくれてるよ、あいつは」

    ※試し読みもございます→http://privatter.net/p/1846245


    ■ただ、あげたかっただけ。

     正月休みで帰った実家。嫁いだ姉の一家も見える。姪は大きくなったが、母の歯に衣着せぬ物言いは相変わらずだ。
     相変わらず、だけど、確かめたくなってしまった。
     あのときから、少しは変わっているのだろうか?

    「どんな顔するかな。びっくりするかな。よく考えたら、プレゼント買ってあげるのなんて初めてだしね」

    ※試し読みもございます→http://privatter.net/p/1846279

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