蛮族に姉を拉致され、孤児院で育った相翰。彼のもとに姉の死の知らせと形見が届いた晩、蛮族の元から逃げ出してきたらしい姉と偶然再会する。間諜と疑われることを怖れた相翰は協力者の少女・黄鈴と共に姉を匿うが、姉はひたすら衰弱して行くばかりで……
通じ合う言葉があれば、通じ合わないとき、一層虚しい。
一人の女をめぐる齟齬と慟哭の物語。
妖鬼士伝・華央鬼記
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