おかしな話だと思わないか。存在しないきみの不在を、ぼくはなぜだか知っているのだ。その瞳を、声を、微笑をまるで眼前に在るかのようにうつくしく克明に夢みながらその不在を信じるがゆえにぼくはきみの実在を信じる。
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