表題の通りのマンガレビュー本です。全36ページ。広島で販売したコピー本をオンデマンド印刷(要確認)しました。
私が大学で講義している「ピグマリオニズム」をテーマに女性と障害、トランスジェンダーと友情、芸術創作とモデル・モチーフと恋愛、少女幻想、一卵性母娘などを考えたものです。
ここでいうピグマリオニズムとは、狭い意味の「人形愛」というよりは、他者によって人形のように理想化される、導かれる、支配されるといった関係の有りようを意味します。
とはいっても論文などではなくて、ふつうのマンガレビューとして読めるよう心掛けています。
※「みいちゃんと山田さん」は、文章発表初出当時の3巻+WEB連載分までの内容で執筆したものです。
目次
はじめに
第1話:世界を壊すもの、生きるもの・亜月ねね『みいちゃんと山田さん』
第2話:確かなものはきっとある 揺らぐ境界・乃木坂太郎『幽麗塔』
第3話:「私はあのとき恋をしたかったんじゃない助けてほしかったんですよ」・渡辺ペコ『恋じゃねえから』
第4話:「少女」と「娘」という人形・山岸凉子「わたしの人形は良い人形」「天人唐草」
第5話:「母」の呪い、「娘」の共鳴・萩尾望都「イグアナの娘」
あとがきにかえて(2025年のおススメマンガ)