萩原朔太郎や西脇順三郎らに激賞された現代詩の先駆者、初の全集。
すべての詩・散文・書簡、翻訳を収録。編者による充実の年譜・解題・解説を付す。」(書肆侃侃房HPより)
目次
詩篇
一九三〇年一九三一年
出発 黒い空気 錆びたナイフ 雪が降つてゐる 緑の焰 青い球体 緑色の透視 死の髯 断片 ガラスの翼 季節のモノクル
一九三二年
循環路 冬の詩(抄・合作) 青い道 記憶の海 幻の家 冬の肖像 硝子の道 白と黒 風 蛋白石 神秘 夢
樹魂 白く The street fair 緑 The Madhouse 雲のかたち 眠つてゐる 雪の日 鐘のなる日 睡眠期
一九三三年
憑かれた街 波 雲のやうに 毎年土をかぶらせてね 目覚めるために 花咲ける大空に 雪の門 単純なる風景 春 舞踏場 五月のリボン むかしの花 暗い夏 星宿 他の一つのもの 背部 葡萄の汚点 雪線
一九三四年
プロムナアド 遅いあつまり 天に昇る 会話 メーフラワー 果実の午後 暗い歌 花 午後 夏のをはり 海泡石 指間の花 1.2.3.4.5 Finale 前奏曲 素朴な月夜 言葉 菫の墓 落魄
一九三五年
烽火 三原色の作文 太陽の娘 夜の散歩 花苑の戯れ 海の花嫁 夏のこゑ 海の捨子 風が吹いてゐる 山脈 海の天使
一九三六年
季節の夜 季節
翻訳詩
SLEEPING TOGETHER ハリー・クロスビー
室楽 ジェイムズ・ジョイス
男・手風琴・雪の破片 ハーバート・リード
詩の一群 チャールズ・レズニコフ
花が咲いてゐる ブラヴィック・インブズ
POEM ハワード・ウィークス
寡婦のジヤズ ミナ・ロイ
眠れる者からの帰り デイヴィッド・コーネル・デヨング
瞑想 ラルフ・チーヴァー・ダニング
夜の想念 R・S・フィッツジェラルド
谷間の方へ ノーマン・マクロード
散文・日記・書簡
モスコオ芸術座小話
『椎の木』第二年の注意を惹かれた作品 続
ノエルを待ちつつ
冬の日記
Chamber music
水晶の夜
魚の眼であつたならば
衣巻さんと詩集『足風琴』
私の夜
シツトウエルの〈田園喜劇〉について
きりのはなたば
春・色・散歩
童話風な
樹間をゆくとき
明るい夢と江間章子さん
日記
春山行夫宛書簡
内田忠宛書簡抄
内田忠宛書簡抄
川村欽吾宛書簡
春山行夫宛書簡
翻訳文
髪の黒い男の話 モルナール・フェレンツ
イソツプなほし書き オルダス・ハクスリー
蠅のスープ モルナール・フェレンツ
二つの話 モルナール・フェレンツ
闘争 シャーウッド・アンダーソン
芸術と精神分析 アーネスト・ジョーンズ
新レパアトリイ劇場の設計解説 ノーマン・ベル・ゲッデス
憑かれた家 ヴァージニア・ウルフ
いかにそれは現代人を撃つか ヴァージニア・ウルフ
遅い集り ジョン・チーヴァー
媚態 フランシス・フレッチャー
年譜
解題 島田 龍
解説 詩人左川ちかの肖像 島田 龍
ブックガイド