心身の不調により、研究も読書も手につかなくなった筆者は、ひとり広島の街を歩きながら写真を撮り、詩をつくり始めた。書き溜めた詩と撮り溜めた写真は、筆者の病と「恢復」の記録でもある。 もともとは発表するつもりのなかった、こうした私的な作品たちを、一冊の「小さな詩集」にまとめた。日常とらえた作品から、折り鶴 /千羽鶴、慰霊碑、原爆ドームなどを通して湧き起こる自身の違和感をえぐり出すものまで。
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