静かな世界から見える、気づかなかった視点。
この書籍は、著者の徳安利之さんが、
これまでに書き溜めて来られた、
小説や童話、随想・エッセイを一冊の本にまとめた作品集です。
徳安さんは、小学生の時に交通事故などが原因で失聴者となられた方です。
入院時代に覚えた読書の楽しみから、
仕事をしながら少しずつ作品を書き溜めて来られました。
小説を読んで気づかされるのは「音のない世界」の存在です。
光だけで来訪者を知り、手話で会話する、犬たちも飼い主にそっと触れる。
それは、私たちのすぐ隣にあるはずの光景なのに
気づかずに見過ごしていたような気分・・・。
人それぞれの視点に寄り添える、自分であるために。
この一冊にぜひ触れてみてください。