『ジャケットを脱がせてくれないか』
大切な「先生」を、自分が傷つけてしまう夢を見る。
自念夜々には、忘れられない悪夢がある。
血に濡れたナイフを握る自分。そして、目の前に倒れている、大切な「先生」。
けれど現実の先生は、今日も元気に、少々騒がしく、謎を追いかけている。
自信満々で、好奇心旺盛で、そのくせ死ぬことがどうしようもなく怖い、ちょっと変わった名探偵。
その助手として依頼に関わっていく夜々は、やがて思いがけない真実と向き合うことになる。
軽妙な掛け合いと謎解き、そして探偵と助手の絆を描く長編ミステリ。
※一冊で完結しています。